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mono.kultur #48: Eyal Weizman of Forensic Architecture

¥1,800 (+tax)

毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。48号目は、建築家、弁護士、ジャーナリスト、科学者やデザイナーなどで構成された、調査機関でありシンクタンクでありアーティストコレクティヴでもあるForensic Architectureを率いるエヤル・ワイツマン。

1970年にイスラエルのハイファで生まれ、ロンドンのAAスクール(英国建築協会付属建築学校)で建築を学ぶ。2002年、ベルリンで開かれた建築点にてパレスチナ自治区に作られたユダヤ人入植地のモデルを発表、イスラエル政府によって作品は取り下げられたものの、ワイツマンの名が知られるようになる。

Forensic Architectureとしての活動では、カメルーンの収容所における虐待やシカゴの警察官による射殺事件など、人権侵害や環境破壊の現状を建築的な思考を用いながら明らかにしてゆく。

2017年のドクメンタ14や18年ロンドンICAでの展示のほか、18年のターナー賞にもノミネート。2019年のホイットニー・バイエニアルではTriple-Chaserという催涙ガス弾についての映像作品を発表した。その製造元であるSafariland Groupのオーナーであるウォレン・カンダースがホイットニー美術館の副理事長であることから、Forensic Architectureを含む複数のアーティストが展示をボイコット、最終的にカンダースは辞任に追い込まれた。

緻密な調査や最新技術を用いながら、強い説得力を持った情報を提示し続けるForensic Architectureの活動を俯瞰する一冊。


大きさ: 20 x 15 cm
出版年: 2020
印刷: カラー
ページ: 44
言語: 英語 / English


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