mono.kultur

mono.kultur #42: Sophie Calle

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毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。42号目はアーティストのソフィ・カル。知らない男をヴェネツィアまで追いかけた「ヴェネツィア組曲」、恋が終わってゆく様を写真やテキストで記録し、その傷を相対化させるように他者の痛みについての物語を聞いた「Exquisite Pain」、目の見えない人に、最も強く記憶に残る風景を聞いてそれを写真に撮った『The Blinds』など、自分もしくは他者のパーソナルな物語を、主に写真とテキストで練り上げるカル。

作家としての彼女の人格形成に大きく付与した父親(彼の承認が欲しくて作品を作り始めた)や母親との関係性や彼らの死、そしてカリフォルニアに購入したお墓に触れながら、自らの老いについて語っています。そのほか、フェミニストであることについて、騒動となったローリー・アンダーソンとの結婚報道についてなど、彼女の近年の制作や暮らし、そして多くの人が興味を持っているであろう彼女の「人生」と「作品」の距離感や関係性について、深いところまで余すことなく話す貴重なインタビュー。一部日本語訳付き。

出版年: 2016
ページ: 45
印刷: カラー
言語: 英語 / English

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