mono.kultur

mono.kultur #27: Ryan McGinley

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毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。

最新号は、写真家ライアン・マッギンリー。二十一世紀の写真を定義づけたとも言える彼の、自然と、色々な光と、怪我と、そして裸に溢れた、刹那的で落ち着きのないイメージ。そんな写真たちが、ほんとうにたくさんの人々を魅了しました。彼の写真に映る人々は、まるで自分たちの様でいて、また自分たちよりもずっと美しく、ずっと普通で、ずっと素直。まさに、「一度体験しておきたかったと誰もが憧れる、過ぎ去りし10代の情景」(本文より)が、彼の写真には溢れています。 20代にして、ホイットニー美術館を始め各国の美術館やギャラリーで展示を開催、そしてオリンピック選手団、ニューヨーク・タイ ムズなど多数のクライアントワークも、セルアウトすることなく、あくまで彼らしく軽やかにこなす、新時代の写真家。

そんな彼の口 から紡がれる、意外な程に正直で屈託のない言葉たち。若くして亡くなった友人のアーティスト、ダッシュ・スノウについて話そう とすれば、言葉に詰まる。ドラッグ・クイーンの兄はエイズで無くなった。ケルアックの「路上」が大好きで、でもロバート・フランク は大嫌い。「( まるでおじいちゃんと喧嘩してる様で、どうしようもないから」) ニューヨークのアパートから広大なアメリカの大地へ、そして鍾乳洞から真っ白なスタジオへ…。移り気な彼の気分に合わせる かのように常に変遷してゆくバックグラウンド。その中で全身全霊をかけてとび跳ねたり、落ちたり、走ったり、花火で遊んだり、ケ ムリにまみれたりする若者たち。予測不可能で瞬発的な何かを追う彼の進化を続けるクリエーションは、人々の心を掴んではなさない魅力に満ちています。30代半ば、まだまだ若い写真家の、これまでの人生と、未来に開く豊かな可能性を垣間みることが 出来るインタビュー。彼が好きな方はもちろん、写真を愛する全ての人に読んで欲しい、輝かしい一冊です。 一部日本語訳付き(差し込み12ページ)

出版年: 2011
印刷: カラー
ページ: 44
言語: 日本語 / Japanese, 英語 / English


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