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Glass Tableware in Still Life / 山野アンダーソン陽子、三部正博

¥9,000 (+tax)

スウェーデンを拠点に活動するガラス作家、山野アンダーソン陽子の発案による「Glass Tableware in Still Life」プロジェクトをまとめた一冊。

プロジェクトは、山野が制作したガラスの器などを18人のペインターが静物画として描き、写真家の三部正博がその静止画を8×10の大判フィルムで、そしてペインターたちのアトリエを35mmフィルムで撮影したカラーとモノクロの写真で撮影する、というもの。

ベルリン在住の田幡浩一はズレが印象的な牛乳ボトルをに分割された画面に、東京在住の八重樫ゆいは足の長さが異なるケーキスタンドのような器を赤のグラデーションが目を引く抽象画に、ストックホルム在住のイルヴァ・カールグレンは二種類の器を、ガラスを通したような鮮やかさと透明感を持つブルーの連作に…。

作家それぞれのアプローチに加え、生活と活動の拠点となる場所の環境や光の具合によって山野のガラス作品がさまざまなイメージへと変容する様子をみてとることができる。整然と並ぶブラシや窓の外の様子など、垣間見える作家たちのアトリエ風景も魅了的な作品集となっている。デザインは須山悠里。

ユトレヒト限定で、ビジュアルアーティストのFelix Bergと山野が共作したタブロイド版作品集「NET」でラッピングしてお届けいたします。

大きさ: 27 x 22cm
出版年: 2023
出版社:torch press
印刷: カラー/モノクロ
ページ: 128 pages


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