Self-Published

YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子『富士日記』の4426日 (1) / 水本アキラ

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武田百合子が、夫である小説家の武田泰淳、娘の花と三人で富士山麓に住んだ13年の日々を綴った『富士日記』。実際には親子三人が共同でつけていた日記に、「彼女が日記を書くスピードをでくるだけ寄り添うような読み方ができないものか」と思い立ち、解説や解釈を、注釈のように添えた本書。引用される日記からの文よりもずっと長いそれらの注釈により、彼らの生活を取り巻く環境や60年代の世相が見えてくる。冷静な筆致ながらも、『富士日記』への思い入れを感じることができる。

1巻目ということで、1964年11月からの一年4ヶ月分を収録。


出版年: 2018
印刷: カラー
ページ: 144

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