mono.kultur

mono.kultur #40: Edmund de Waal

¥1,800 (+tax)

毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。40号目は、陶芸家であり作家としても活動するエドマンド・ドゥ・ヴァール。

若い頃に日本で陶芸を学んだ後、イギリスに戻り、文学部を卒業したドゥ・ヴァール。静謐さをたたえた彼の陶器は美術としても高い評価を受け、作品はヴィクトリア&アルバート美術館、テート・ブリテンにコレクションされ、また世界各地の名だたるギャラリーでの個展も開催している。

また、東京に住む大叔父から譲られた根付コレクションの来歴を調べるうちに、一族の悲しい歴史が浮かび上がってゆくさまを描いたノンフィクション『琥珀の眼の狐』は大きな反響を呼び、日本語を含む25言語もの翻訳版も出版された。

日本の「わび・さび」や「間」の取り方を連想させる陶器やその並べかた、そして文学や音楽からの引用を取り入れるなどの文学的所作が見られるドゥ・ヴァールの作品。多くは白い磁器ながら、よく見るとうっすら一つ一つ異なる色味が浮かび上がって、白という色が持つ無限のグラデーションを感じさせる。インタビューでは、AはAttachment & Archives、BはBeauty、などといったようにAからZまで順番にキーワードを彼に投げかけることで、日本とも深いつながりを持つ作家の制作手法や思考回路が浮かび上がらせる。*日本語訳は付属しません。

大きさ: 20 x 15 cm
出版年: 2016
印刷: カラー
ページ: 40
言語: 英語 / English

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