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武田百合子が、夫である小説家の武田泰淳、娘の花と三人で富士山麓に住んだ13年の日々を綴った『富士日記』を丁寧に読み解いてゆく水本アキラ「YURIKO TAIJUN HANA 武田百合子『富士日記』の4426日」第二巻。
昭和40年(1965)の年末から41年秋にかけての日記を読み解いてゆく。富士山麓での厳しい冬の過ごし方、残雪の風景や花々、ビートルズの来日、相変わらず酒ばかり飲んで頼りない夫・泰淳のことなどが綴られる。当時の文化・風土と現代の繋がりが見えるほか、リンチの『エレファント・マン』が好きで子どもの頃に仮装したことなど、ミズモト自身の記憶が呼び起こされ、物語風景が豊かに広がってゆく。
出版年: 2021
印刷: モノクロ
ページ: 142 pages
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Colophon
Illustration:
Quentin Chambry & Alexis Poline
http://quentinchambry.com/
https://www.instagram.com/quentinchambry/
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https://www.instagram.com/alexis_poline/
Website:
Yota Shiraishi
http://yotashiraishi.org/