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わたしは楳図かずお / 楳図かずお

¥2,300 (+tax)

2024年10月、惜しくもこの世を去った楳図かずお氏。
「まことちゃん」をはじめ「漂流教室」、「わたしは真悟」、「14歳」といった偉大な傑作漫画によってその名を記憶していることでしょう(あるいは赤白ボーダーシャツ姿のアイコニックなおじさんとして)。またある一面で(個人的に)印象深い彼の仕事といえば、作詞・作曲・歌唱・アルバムジャケットの全てをひとりで手がけた、カルト的名盤『闇のアルバム』で、他にも映画監督や役者など漫画家としてのみならず、多岐にわたる活動も各々の記憶の中に存在しているかと思います。

読売新聞で2023年の3月から4月まで連載されたインタビューに大幅加筆した本書は、生い立ちからマンガとの出会いはもちろんのこと、各作品の制作エピソードなどの内容が本人の口からたっぷり語られたまさに「決定的自伝」。聞き手である記者の押し付けがましくないドライな語り口も相まって◎。ここで語られる楳図かずおの恐怖観やギャグ観は独自のもので、マンガ家としての彼が唯一無二の存在であったことを改めて思います。デビュー前の作品2点をカラー図版で収録。


大きさ::19.1x13.1 cm
出版年:2025
印刷:モノクロ・カラー
ページ:  256 


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