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傘下 / 立花文穂

¥3,000 (+tax)

立花文穂が2011年以降取り組んできた、広島を題材にした作品集。「風下」(2011)、「書体」(2015)、につづく一冊となっている。もともと2020に作成されていたものに、英語訳を加えた新版。

毎年、広島平和記念公園の慰霊碑の地下から取り出され、湿気の除去と状態確認のための「風通し」が行われる原爆死没者名簿。かつて立花の父親もその製本を何冊か手掛けたという名簿、亡くなった方の記帳や風通しの様子、そして平和記念式典の風景を撮影した写真、そして兄の演出家で彫刻家の立花英久による小説「親愛なる日記へ」も収録。

雨模様の広島、時に画面を覆い尽くすような様々な色の傘が強い印象を残す作品集となっている。

出版年:2024
サイズ:21x15 cm
ページ:168 pages
印刷:カラー / モノクロ
言語:日本語 / Japanese、英語 / English


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