mono.kultur #47: Iris van Herpen

毎号ひとりのクリエーターにじっくりとインタビューを行うベルリン発カルチャー・マガジン「mono.kultur」。47号目となる今号は、オランダ出身のデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルペン。

3Dプリンターで作成されたドレスや磁力をデザインに取り入れたドレスなど、ファッションの境界を超えてゆくような彫刻的デザインで注目を集め、ビョークやティルダ・スウィントン、ソランジュらも着用したほか、メトロポリタン美術館やパリのパレ・ド・トーキョーでも展示が行われた。

幼い頃からダンスとヴァイオリンを習い、身体とそれを取り巻く空間の変化に着目していたというヘルペン。陰陽の思想に惹かれ、無意識からデザインを立ち上げようとする彼女の立体的なドレスは、意識や空気、水の流れのように、空間そのものに変化をもたらす。

それぞれのページは異なる深さ・角度で斜めにカットされ、レイヤーの重なりを強調し、極めて彫刻的な作りになっている。

大きさ: 20 x 15 cm
出版年: 2013
印刷: カラー
ページ: 48
言語: 英語 / English