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murren vol.24: 葉で包む

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『murren(ミューレン)』は「街と山のあいだ」をコンセプトに、身近な自然や山をテーマにした小冊子。日常のなかで自然や山の世界を感じていたい人たちに向けて、毎号ワンテーマ主義でこの本でしか読めない内容を展開する。

第24号のテーマは「葉で包む」。かしわ餅や柿の葉ずしなど、遠い昔から食べ物を包む為に使われてきたさまざまな葉。新潟の笹だんご、同じく笹で包まれた奈良のますずし、月桃の葉で餅を包んだ奄美のかしゃ餅(沖縄のカーサームーチー)、柏ではなくサンキライで包まれた阿波のかしわ餅など、その土地で手に入る葉やその使い方もさまざま。
葉の他にも、アカマツを薄く切った経木、海藻で包まれた寿司・あんろくめいずしなどのほか、灰汁に浸けたもち米をタケ皮で包んで茹でた「あくまき」という鹿児島のもちを自作した記事、そして東南アジアで出会ったバナナの葉で包まれたお菓子や、栗の葉で包んで発酵させたフランスのチーズ・バノンなど、海外の葉っぱ活用法も。

保存のため、香りづけのため、発酵させるためなどさまざまな目的で使われる葉。その香りや手触りを想像しながら読むのも楽しい号。


大きさ: 12.3 x 18.1 cm
出版社: murren
デザイナー: 矢部綾子
印刷: カラー
ページ: 48
言語: 日本語 / Japanese

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