saki "The shape of my things / Personal souvenir project" curated by AJIMI

2020.1.21(Tue)-2.2(Sun) 12:00-20:00 *closed on Mondays
saki welcome party: 2020.1.25(Sat)18:00-
(sakiによるライブペインティング、スナックAJIMI)

saki

東京を拠点に活動する編集チーム〈AJIMI(アジミ)〉キュレーションによる、韓国人アーティストsakiの展覧会を開催します。会期中の1/25(土)の18時からはsakiによるライブペインティングも。この機会に、ぜひ足をお運びください。 


行き交う人、街の様子、生活様式。似ているようでちょっと違う、ワクワクとゾクゾク。そんな感情を刺激するソウルで出会ったsakiは、ドローイング、コラージュ、グラフィックなど、さまざまな手法を用いて表現する韓国人アーティストです。彼女の多彩な表現の中で特徴的なのは、記憶とインスピレーション(The shape of my things)をつないだ「Personal souvenir project」と名付けられた作品の数々。家族写真、好きな映画、馴れ親しんだ道具…さまざまなビジュアルがコピー&ペーストされた作品を観た時、同世代を生きてきた私たちは自分の記憶の風景と重ねあわせながらも、確かに違う世界がそこに潜んでいることに心惹かれました。

欧米や日本文化の流入で大きく変化した90年代のソウルで幼少期を過ごし、服飾業界を経て、アーティストに転身したsaki。「過程も美しくなくてはいけない」と彼女が語るように、ファニーさの中にも揺るぎない美学を感じさせるコラージュ作品をメインに発表します。sakiの放つ都会的なムードと原形的フォルムの再解釈をお楽しみください。


saki(Eunjin Kwon) @saki_svn
1984年、韓国生まれ。個人的なインスピレーションや記憶をモチーフにした作品を制作。写真や紙、布などを用いたコラージュやドローイングを発表する。「W KOREA」「ELLE KOREA」への作品提供、「CHANEL」「Max Mara」「NARS cosmetics」などとのコラボレーションも手がけている。

AJIMI
雑誌、書籍、ウェブメディアの編集、イベントの企画を行ってきた中野由佳と菅原良美による編集チーム。日本とアジアの街で友だちと集い、味わい、伝える活動をしている。2018年10月にzine『AJIMI~KOREAN FEMALE ARTIT ISSUE~』を刊行し、韓国のインディーミュージックシーンを入口に、イ・ラン、キム・ナウン、イ・ミンフィといった才能溢れる女性アーティストたちを紹介。本展に合わせて『AJIMI ~STYLE ISSUE~』も刊行予定。ソウルにあるsakiのアトリエで行なったインタビューと韓国の雑誌社で3年間デザイナー、編集者として活動した経歴を持つグラフィックデザイナー、ライター、コーディネーターのErinamとの対談を収録。


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