川島小鳥「サランラン」刊行記念展

2023年の9月から2024年の3月まで毎月、ひとりで韓国に通って撮影してきたという、川島小鳥によるあらたな写真集「サランラン」（青幻舎）の刊行を記念した展覧会と先行販売をユトレヒトで行います。今作の舞台となるのは、秋から春のはじまりまでにかけてのソウル。硬質的なビル群と古びた小さな建物が並ぶ街並み、夕焼けや枯れ葉の黄金色、現地で出会った人々。親密さと共に、旅先で感じる寂しさ、そして心地よい孤独感を内包した写真は、これまでの作品とはまた異なった魅力を持っています。

限定のオリジナルトートやTシャツなど、グッズも販売予定です。お楽しみに。

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川島小鳥（かわしま ことり）
写真家。早稲田大学第一文学部仏文科卒業。主な作品集に『BABY BABY』(2007)、
『未来ちゃん』(2011)、『明星』(2014)、谷川俊太郎との共著『おやすみ神たち』(2014)、小橋陽介との共著『飛びます』(2019)、『おはようもしもしあいしてる』(2020)、『（世界）²』（2021)。第42回講談社出版文化賞写真賞、第40回木村伊兵衛写真賞を受賞。