Quentin Chambry & Alexis Poline『FUGUE(フーガ / 家出)』

2018.10.2(Tue)– 10.14(Sun)12:00 – 20:00

Quentin Chambry & Alexis Poline『FUGUE(フーガ / 家出)』
Closed on Monday
Close:10/9(Tue) *10/8(Mon)は祝日のためオープンいたします。

ユトレヒトにて、フランス生まれのアーティスト、コンタン・シャンブリと、アレクシー・ポリーヌによる展示「Fugue(フーガ・家出)」を開催します。

本展は、 Édition Peinture(エディション・パンチュール)がスプリット複写機で印刷し、出版した本にまつわる展覧会です。二人の共作による本の販売のほか、リサーチボード、 同時にスプリット複写機の印刷によって作られた作品などさまざまなものを展示します。

「フーガ」とは、コンタンとアレクシー、二人によって描かれた楽譜、さらに彼らが演奏する視覚化された曲に例えられます。彼らが所属するグラフィティチーム Moderne Jazz(モダンジャズ)の仲間と数年前から絵画を通して築かれた強い結束。複数のグループ展、各々の仕事に対し皆が持ち合わせている相互的な厚情。それらを通し、二人はフーガにおいてそれぞれのホームで描きあげたデッサンを紹介します。

「フーガ」はまた、二人の現在の共通の状況も反映しています。フランス語で「フーガ fugue」は、家出(失踪)の意味があります。今回、日本での冒険を前に彼らはそれぞれ、レンヌとアンジェの自宅を出たばかりです。次にどこへ行くのか知らぬまま…

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<Profile>

Quentin Chambry コンタン・シャンブリ

1989年フランス生まれ。主にドローイングとzineの出版制作を行う。2013年から2018年まで友人らと運営していたアーティスト・イン・レジデンス兼ギャラリー「126ギャラリー」に招待したアーティストたちとの出会いから、興味関心はますます発展を遂げ、彼の作品はスケートボードブランド、もしくはミュージックレーベルにも提供されるなど、絵画、グラフィティー、インスタレーション、そして陶芸など、さまざまな媒体に及ぶ。東京で過去2回の展示を行い、フランスをはじめとするヨーロッパ、ブラジルでも意欲的に活動している。
quentinchambry.com
instagram.com/quentinchambry

Alexis Poline アレクシー・ポリーヌ

1987年フランス生まれ。道場で育ち、学ぶ。良き指導者の元でブレイクダンスを数年学んだあと、ヒップホップ界へ移り、その後グラフィティを始める。のちに独特な力強いウォールペインティングを発展させる。彼の絵画は美的で古典的なグラフィティの中でも際立っている。今日彼の作品は、様々なメディア(巨大なキャンヴァス、zine、ポスターそして織物など)へ進展する。多くは、一つのテーマにつき短いシリーズ作品を展開する。橋における変化、日中の空の進展、布に覆われたグラフィティ文字、それに乗物の形を混ぜ合わせた作品などが特徴。
deepseaadventures.tumblr.com
instagram.com/alexis_poline

Édition Peinture

Édition Peinture(エディション・パンチュール)は、マチュー・ジュリアン、ギヨーム・ペレーによって運営され、フランスの都市ブレストとパリを拠点に活動する出版社。主にコンテンポラリーグラフィティの形や態度に対するドキュメンテーションと研究を行っている。
editionspeinture.com

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