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Satoko Sai + Tomoko Kurahara “ Year’s Plate 2011 – 東京の森 – ”

Satoko Sai + Tomoko Kurahara  “ Year’s Plate 2011 – 東京の森 – ”

2010年12月14日(火)- 12月26日(日(月曜日休み)
NOW IDeA (東京都港区南青山5-3-8 パレスミユキ2F)

この度、Satoko Sai + Tomoko Kuraharaによる、イヤーズプレート2011「東京の森」をNOW IDeA にて発表いたします。

空のある風景をレリーフとして表現した2010年のイヤーズプレート「Red Sky」に続き、
「東京の森」と名付けた2011年のイヤーズプレートは、東京を構成している要素の一つとして公園の木々をモチーフに選びました。
都内にある5カ所の公園 — 有栖川公園、井の頭公園、上野公園、石神井公園、代々木公園 — の木々をコラージュし、版画のように絵を重ねて、直径20cmのプレートに焼き付けました。制作プロセスは偶然性をはらみ、一枚一枚絵の見え方や色が異なり、同じものはありません。
プレートの上で木々が連なり、釉薬の層に見え隠れしながら、記憶の中の風景のようにぼんやりと像を結び、森が広がっていきます。日々刻々と変化している今現在の風景を陶器に記録することで、使い手とともに時間や記憶が刻まれていくものにできたらと願っています。

Satoko Sai + Tomoko Kuraharaプロフィール
Satoko Sai + Tomoko Kuraharaは、2002年より共同制作を行う陶芸作家ユニットです。2002年から2005年まで、互いのフィンランド・韓国への留学に伴い、距離を隔てた制作期間を経て、現在は葛飾区のアトリエを拠点に制作を行っています。「コレクション」と名付ける限定生産の陶器シリーズ、プロジェクトごとのユニークピースを制作し、国内外の展覧会での発表を中心に活動を展開しています。
2011年は、2011年の欧州文化首都となるフィンランドのトゥルクにて、フィンランド人写真家との共同プロジェクト『Inner Landscapes』の展覧会を予定しています。詳細はこちらをご参照下さい
www.saikurahara.com

Year’s Plateについて
新しい一年に思いを託すイヤーズプレートは、年号が入り、その一年間のみ限定で作られます。ヨーロッパではさまざまな陶磁器メーカーによってイヤーズプレートが作られ、毎年違う絵柄を集めたり、記念の年に贈り物にしたり、あるいはアンティークの中から誕生年のプレートを探したり、昔から根強い人気があります。一年に一枚ずつコレクションが増えていくこと、かつての記憶がよみがえるきっかけとなるようなお皿。そんなイヤーズプレートのありかたに興味と共感を持ち、私達の解釈によるイヤーズプレートを作ることを始めました。
古典的なイヤーズプレートには、聖書や神話、世界遺産などから題材をとった絵が描かれることも多いですが、私達は、そのような壮大な物語ではなく、日常で出会う風景や出来事の中から心にとめておきたいことをドキュメントするものとして作っていきたいと思っています。