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どこまでやるの!?

写真 1
凸凹の小口。スプレーで染めたのでしょうか。(WERK #21 : Martine Bedin)

写真 3
カラーバリエーションのある背表紙。わかりにくいですが、両側がティッシュ箱の取り出し口のふた(最初に捨てるやつ)みたいな加工になってます。。(WERK #21 : Martine Bedin)

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すべて1点もののハンドメイドです。”FELT FELT” ¥5,100 + TAX

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値段がそれぞれのエピソードの年号になっていたり。

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すべてのフェルトのレシピがついてます。付録には型紙も。

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Sandraのお母さん。似てます。(ビデオ参照のこと)

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作品”FELT FELT”は、インスタレーション作品でもあります。その様子。

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これの実物も販売していますよ!限定2羽。

先日、銀座の資生堂ギャラリーで開催されていた「たよりない現実、この世界の在りか」という展示を観てきました。もう終わってしまったので書きますが、ギャラリー内に架空のホテルの館内を再現するというもので、いつものギャラリー内部とは全く異なる(ように感じる)空間が広がります。この展示は一番最後の部屋の壁にかけられた鏡が、実は鏡ではなく、完全に反転して作られた隣の部屋へつながる入り口になっているという”オチ”があります。一度でも資生堂ギャラリーを訪れたことのあるひとであれば、「よくここまでやるよなぁ」と、細部まで作り込まれた空間に驚いたと思います。それが作品の感想として良いかは考える必要がありそうですが…、その最後の「うわっ」のためには、そこまでやらなくてはならなかったのだろうなというのが伝わってきます。

シンガポールのWERK MAGAZINEも毎号「ここまでやるか!」と楽しませてくれる一冊。とりあげる作家やブランドなどのエッセンスを彼らなりに解釈し直して紙面に反映させる姿勢は観ていて嬉しくなってきます。先日入荷した最新号#21:Martine Bedinも届いてみて思わず笑ってしまいました。奇をてらったことをしようとしてそうなっているのではなく、ひとつのアイデアやコンセプトを突き詰めて、気付いたらこうなっていたという真面目な作品は、いつも可愛くておもしろいです。

今週末まで店内でフェアを開催中のバルセロナ在住のアーティストSandra Marchの作品も、その真面目さが魅力です。精肉店を営んでいた彼女の両親の人生のエピソードを鶏肉のフェルトと合わせて綴る一冊は、「なんだこれ?」という驚きからはじまりますが、細かなところまで一環したコンセプトで作られているのがページをめくっていくごとにわかります。おそらく彼女の作品がグロテスクで苦手というかたもいるかと思いますが、大衆向けでない個人的な表現だからこそ、小さな出版物の魅力があると思います。

ぜひ実物を手に取ってみてください!

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Sandra March 「FELT FELT」フェア

場所:ユトレヒト店内にて
期間:2014年8月19日(火)〜8月31日(日)
http://utrecht.jp/?p=12703

Sandra March “FELT FELT”
通販でもご購入いただけます!
http://utrecht.jp/?product=felt-felt
5,100円(税別)

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WERK #21 : Martine Bedin

通販はこちらより
http://utrecht.jp/?product=werk-21-martine-bedin
5,800円(税別)